TRIVIA ARCHIVE各話うんちくのみ収録

お前のような不遇職がいるか!~リアリストが出す答えはいつもアンリアル

不遇職の彼が選ぶのは現実。だがその選択は、世界をアンリアルに変革する

魔族の住まう魔境に進出した街マナエルで生まれたシドは幼い時に両親を魔物のスタンピードで失い、伯父夫婦に引き取られる。 彼はその記憶を失っているが、両親を亡くした無意識のトラウマが彼に「リアリスト」としての性格と気の遠くなるような研鑽の日々を与える。 その様な彼が成人した時に受け取った職業、それは世間一般で不遇職と言われる「結界師」だった。 不遇職を得た彼は、自分が不遇職であることを理由にさらに斜め上の努力を繰り返し、さらに力を蓄えていく。 成人をきっかけに社会で活動する様になり、徐々に彼の「アンリアル」な異常性が社会に認知される様になるが、彼の無自覚な「リアリスト」としての行動と研鑽は止まらない。 継続される研鑽、変革されていく世界。 果たして彼は、自分が世界の常識を壊している存在だと知る日は来るのだろうか? この物語は研鑽を続ける「リアリスト」の主人公が無自覚に「アンリアル」な答えを出し続ける物語である。

掲載話数
60話
ジャンル
異世界ファンタジー
レーティング
残酷描写有り / 暴力描写有り
最終更新情報
2026-04-30 16:36:04
このサイトについて
うんちくが付いている話数だけを抽出し、1話1ページの読み物として整理しました。各ページには前後のうんちく回への移動リンク、一覧への導線、そして原作へのリンクを配置しています。

うんちく掲載話 一覧

掲載対象は、各話末尾に「うんちく」セクションが存在する回のみです。

第1話うんちく掲載回

第1話 結界師は仕方なく現実的な選択をすることにした

◆ギルドの保証金について この世界ではギルドに所属する際には「保証金」が必要です。これは所属する個人が何かギルドに不利益をもたらした場合に “ ギルドを助ける ” ための保証金です。この世界、特に魔境に進出した街「マナエ…

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第2話うんちく掲載回

第2話 結界師は夢見がちな少女と友人になる

◆魔族との対立について この世界では単に魔族が悪いからと言う理由で人類と魔族が争っているわけではありません。人類と魔族の間には異なる「生命と能力の源」を持つゆえの構造的対立があります。第1話のうんちくにて説明した通り、魔…

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第3話うんちく掲載回

第3話 結界師は気づいた

◆この世界における冒険者ランクと新人育成について この世界、特に魔境に唯一進出した街「マナエル」で冒険者をすることはとても困難なことであるため、新人育成には特に力を入れています。冒険者ランクについてもその思想が反映さ…

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第4話うんちく掲載回

第4話 結界師は先輩冒険者からアドバイスを受ける

◆この世界の前衛職について この世界での前衛職は剣士と槍士および身体強化した付与術師が担います(しかし、新人試験では付与術師は後衛職の試験を受けます)。基本的に盾職はこの三つの職業の内で盾適性の高い人が担当します。職…

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第5話うんちく掲載回

第5話 聖剣士は試験教官を圧倒する

◆一見して謙虚に見えるライノ教官と、空気を読めない様に見えるミオについて この話でライノは、一見してエリートでありながら謙虚な人物として描かれています。一方、ミオは教官の指示に従わない空気の読めない問題児のように映ります…

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第6話うんちく掲載回

第6話 聖法術師は試験教官を絞め落とす

◆二重のミスディレクションについて 今話では二重のミスディレクションが描かれています。一つはミクロ的なミスディレクションです。キャサリンは木剣を落とすことを通してカレンの視線を誘導し、その隙に後ろに回り込んで絞め落として…

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第7話うんちく掲載回

第7話 結界師は試験教官の戦意を打ち砕いたようです

◆欠点が人を育てる 今話では欠点を欠点で終わらせず、前進して高みへと至る人たちが描かれています。一つ目はシルバニア王国の王族です。王族はある意味、居所が定められており、逃げられません。ですから、暗殺者がその居所へ送り込ま…

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第9話うんちく掲載回

第9話 結界師は改めて装備の準備が重要であることを学ぶ

◆武器の法力容量と強度について この世界では、武器にはそれぞれスキルを使うための法力容量があり、その容量にあった使い方をしないと武器が損傷したり、人の側が法力切れしたりする問題があります。冒険者の場合、自身のスキルの成長…

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第12話うんちく掲載回

第12話 結界師は自分のスキルを確かめる

◆シドの実力について 彼は多対一の戦闘を行った経験が無かったため、グラスウルフの足止めと言う選択を取りましたが、仮に無属性の法力で形成した剣で戦ったとすれば、彼は難なく一人でも勝利できるだけの実力を持ってます。しかし、彼…

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第13話うんちく掲載回

第13話 受付嬢は偏見と戦う

◆この世界での不遇職への偏見について この世界、特に魔境の街にある『マナエル』では不遇職への偏見が非常に根強い状況があります。それは、単に差別意識から来るものでなく、少しの判断ミスが死に直結する環境にあるからです。ヘルマ…

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第14話うんちく掲載回

第14話 受付嬢は冒険者ギルドを変革したいと強く願う

◆冒険者ギルドマナエル支部長と言う役職について 『マナエル』は唯一魔境に進出した危険な街です。では、なぜそんな危険な街を守りながら生活しなければならないのか、それは、人類圏である西の大地では得られない資源があるからです。…

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第15話うんちく掲載回

第15話 二人の付与術師は新人試験を振り返る

◆シドはなぜメイに法力操作を使ったのか この世界の付与術師はスキルによって逐次身体強化を行うことができる職業です。シドも逐次身体強化を無属性の法力操作で行っていますが、付与術師は例えるならばセミオートでシドは完全マニュア…

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第16話うんちく掲載回

第16話 風剣士は失敗が自分にとって財産だと気づかされる

◆『マナエル』における一日の重さ この『マナエル』は過酷な環境にある街で、一日生きる重みが他の街とは全く異なっています。その様な環境で「一日一日を大切に生きろ!」と言われたライノは真にその重みを感じ取りました。現代社会で…

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第17話うんちく掲載回

第17話 三人の老人は若者の成長を願う

◆なぜエル爺は剣聖になれたのか エル爺ことエルンスト・ハイドルは無属性の法力操作を剣術に活かして剣聖になりました。この無属性の身体強化は完全マニュアル操作となり、かなり難易度が高いのですが、逆に修得してしまえばとても効率…

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第19話うんちく掲載回

第19話 結界師は知りたくなかった可能性に気付いた

◆成人式で与えられる天職について この世界における天職の授与はある程度傾向があり、血筋や成人までの生活行動に関係する天職が与えられることが多いです。シド自身は剣士などの戦闘職を希望していましたが、彼の変態的法力操作のトレ…

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第20話うんちく掲載回

第20話 結界師は不正を目の当たりにする

◆非戦闘職の冒険者の登録解除について 十年前の厄災戦の直前、冒険者ギルドは非戦闘職の冒険者たちを全て登録解除しました。それは大規模スタンピードの予兆があり、非戦闘職の市民を速やかに退避させるための人道的判断でした。もしそ…

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第21話うんちく掲載回

第21話 ギルド支部長は布石を打つ

◆ヴァン支部長の姿勢について 今話でのヴァン支部長の布石は非常によい布石で、戦術的には正しい判断ですが、尚も彼は戦略的には敗北の道を歩んでいます。彼の性格は武人的で敵の攻撃は自分が引き受ければよいと思っています。彼は歴戦…

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第22話うんちく掲載回

第22話 結界師は説得する

◆マナエルにおける救済クエストについて マナエルでは領主が、各種ギルドで最下級の者が仕事が割り振られないで無収入にならないよう、救済クエストを設けています。ドブさらいはその一例で、その他にゴミの回収、運搬、焼却や、城壁の…

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第23話うんちく掲載回

第23話 結界師はドブさらい(?)を開始する

◆新人冒険者への半年間の無料武器防具修理制度について 冒険者ギルドは新人冒険者を対象に武器、防具の無料修理を半年間行っています。この制度も新人冒険者の死亡率を下げるための制度です。新人冒険者、特に貧民街の住民や孤児などの…

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第24話うんちく掲載回

第24話 結界師は商談を受ける

◆マナエルの魔素の問題について マナエルは魔境に進出した街のため、常に魔素の問題がついて回ります。特に東側の魔境の深部に進むにつれ魔素は濃くなります。剣士や法術師などの戦闘職は職業成長と共に魔素に対する抵抗値が上がり、魔…

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第25話うんちく掲載回

第25話 付与術師は理不尽な現実を突きつけられる

◆この世界のダンジョンについて この世界のダンジョンは魔素濃度の違いでランク分けされています。このE級のゴブリンダンジョンは魔素濃度が薄く、初心者冒険者が入っても影響がないくらいです。魔素の濃い上位ダンジョンは職業成長が…

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第26話うんちく掲載回

第26話 結界師は初めての共同作業をする

◆この世界での鉄の流通について この世界でも鉄は生活必需品であり、剣や槍などの武器以外に鍋、包丁、ナイフ、ノコギリなどの一般家庭で使う道具にも多く使われています。これまで未成年であったシドにとって、これらの道具の材料とな…

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第27話うんちく掲載回

第27話 結界師は剣を完成させる

◆シドがなぜダンジョンドロップ品の弓や弦を法力で加工できたのかについて ダンジョンドロップ品の木材や繊維は実は植物由来ではありません。それはダンジョンが植物を模倣して生み出した擬似素材で、どちらかというと工業プラスチック…

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第28話うんちく掲載回

第28話 付与術師はまた精神的ダメージを負う

◆この世界における付与術師についてと前衛職としての武器について この世界の付与術師は後衛職としての面と前衛職としての面があります。後衛職として付与術師は味方にバフをかけて身体能力を向上させますが、一方、自分にもバフをかけ…

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第29話うんちく掲載回

第29話 付与術師は退路を断たれる

◆シドがどれだけ画期的な剣を作ったのかについて 第9話のうんちくにて説明した通り、この世界の剣士は職業成長と共に剣の素材を変えていかなくてはいけません。特に法鉄製の剣から強度の落ちるミスリルの剣への転換は剣士にとって試練…

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第30話うんちく掲載回

第30話 結界師は美人受付嬢からの呼び出しを受ける

◆シドの性格について シドは十年前の厄災戦にて両親を殺され、そのショックで両親の記憶がよく思い出せなくなりました。彼のリアリストとしての性格はその無意識のトラウマによって形成されており、感情より理性と論理によって物事を判…

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第32話うんちく掲載回

第32話 結界師は世知辛い現実を目の当たりにする

◆公共奴隷制度について このシルバニア王国では奴隷は公共奴隷のみで、個人や民間組織では奴隷を持つことはできません。また、公爵家などでも『家』としては奴隷を持てず、あくまで領政における公共の仕事を奴隷に行わせる制度です。法…

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第35話うんちく掲載回

第35話 聖法術師は決断する(後半)

◆シルバニア王国における人事権に関して 後に語られますが、十年前の厄災戦が原因でシルバニア王国における王の権威は一時的に弱体化し、多くの省庁において伝統貴族派がポストを占めるようになりました。地方の領主の配下については領…

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第36話うんちく掲載回

第36話 ギルド支部長は怒涛の報告に熱く高揚する

◆冒険者ギルドの怠慢について ゴブリンの定期的な間引きはマナエル防衛のため必須の事柄です。しかし、ヴァン支部長を含むマナエルの責任者たちは冒険者の自由意志を尊重しすぎて、ゴブリンの討伐クエストの受注状況の悪さを放置してし…

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第37話うんちく掲載回

第37話 番頭は商会長に報告する

◆フォートラン商会の後継者について サイモンはトーマス・フォートランの一人娘のエミリーと婚約し、フォートラン商会の後継者として、今、実力と実績を積み重ねています。トーマスは厄災戦で妻を亡くしましたが、後妻を迎えず、上級商…

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第38話うんちく掲載回

第38話 番頭は剣の価格設定に苦悩する

◆奴隷のチョーカーについて 奴隷のチョーカーには命令をきかせる能力はありませんし、条件を自動認識して何か発動することもありません。このチョーカーは主人が任意で発動させる装置で、奴隷が逃亡するなど、後で問題が判明した際に主…

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第41話うんちく掲載回

第41話 ギルド支部長は招かれざる客を見た

◆大渓谷「グランドリフト」と東西の大地の特徴について イルマ大陸の真ん中を貫く長大な大渓谷「グランドリフト」は単に人類圏と魔族圏を隔てているだけでなく、双方の生命を維持する法力と魔力の境界線でもあります。このマナエルは唯…

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第42話うんちく掲載回

第42話 ギルド支部長は希望の光を見た

◆ヴァン支部長の責任について 本話において、一見してヴァン支部長は被害者のように見えますが、この事態は半分、彼が蒔いた種でもあります。彼は自身が政治向けの性格でないことを分かっていますし、サイロスという人物が冒険者ギルド…

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第44話うんちく掲載回

第44話 ギルド支部長は将来後悔することとなった

◆無関心が育てる脅威について マナエルにおける冒険者活動は街の経済的発展とともに、『脅威の排除』から『資源の供給』に完全にシフトしてしまいました。このシフトは自然と『脅威への無関心』を生み出し、その結果、脅威の成長を促し…

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第46話うんちく掲載回

第46話 聖剣士は過去を語る

◆マナエルの街の区画について マナエルの街の区画は安全性と関係があり、魔境深部(スタンピードの発生源)に遠く、逃げやすい西側に富裕層が住んでいます。富裕層が住む地区と中央の政庁や冒険者ギルドなどの主要施設の間に富裕層向け…

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第48話うんちく掲載回

第48話 付与術師は辱めを受ける

◆異なる諜報活動の手法とその活動を防除する方法 シギント(SIGINT)とヒューミント(HUMINT)は、国や組織が行う情報収集・諜報活動の主な手法です。シギント (Signals Intelligence)は通信、電波…

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第52話うんちく掲載回

第52話 結界師は従者を得る

◆精霊眼について エルノートの家、スピネル家は聖樹に仕えるハイエルフの伝統ある家系で、精霊眼の因子を受け継ぐ家です。エルノート自身も精霊眼を持ち、その場の『理《ことわり》』を読み取る能力を持っています。エルノートは実は最…

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第56話うんちく掲載回

第56話 結界師は産業革命を起こす

◆この世界の恋愛観について この世界は第一話のうんちくで説明したように個人を犠牲にしてでも組織を守らなければならないくらいに厳しい世界です。このような世界において公共奴隷制度は最終セーフティネットとなっていますが、その手…

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第57話うんちく掲載回

第57話 モグラ狩りは時代を変える角笛の音を聞く

◆時代を変える角笛の音について 旧約聖書ではヨベルの年と言う救いの年を告げ知らす際に、雄羊の角笛が用いられました。ヨベルとは、「50年に一度の解放の年」を指し、奴隷の解放、土地の返還、借金の帳消しが行われる神聖な年でした…

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第58話うんちく掲載回

第58話 モグラ狩りたちは女神からの呼び出しを受ける

◆魔物の血と浄化水について 魔物の血には魔素が含まれており、人には毒となります。これを洗い落とすには浄化水が必要ですが、この浄化水も聖属性の法力が込められており、正統神聖教会への高額な寄進が含まれているため、モグラ狩りた…

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第60話うんちく掲載回

第60話 元副支部長は取り引きを提案される

◆職業の遺伝について この世界では完全な遺伝では無いものの、ある程度、家系によって天職が定まっている傾向があります。ミオは母親が剣士でしたし(聖剣士になったのはアマンダの影響です―第47話参照)、キャサリンは母親が聖法術…

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第61話うんちく掲載回

第61話 元副支部長は居場所を得る

◆ナナたち孤児の連携について 庶民派の教会勢力は正統神聖教会の中央勢力から疎まれており、予算が割り振られないため孤児院も経済状況が厳しく、孤児たちもあらゆる所で仕事を得て働かなければなりません。ナナたちの連携が良いのは、…

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第62話うんちく掲載回

第62話 主任監察官は大掃除を開始する

◆ゴブリン集落の戦力分析について 公爵は研究者という職業ゆえに、魔境の深度に比例した魔素濃度傾向というファクターから計算し、ゴブリン集落の戦力見積もりを出しましたが、彼には盲点がありました。スライムは魔素を吐き出し、この…

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第63話うんちく掲載回

第63話 司教は野望と共に歩み出す

◆厄災戦での庶民派聖治癒師の犠牲とアマンダの過去 十年前の厄災戦において庶民派の聖治癒師は無償で領民たちへの浄化を繰り返し、多くの聖治癒師が亡くなりました。アマンダは平民出身の聖女として庶民派の精神的支柱となっていました…

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第64話うんちく掲載回

第64話 主任監察官は司教を追い詰めた

◆冒険者ギルド本部所属の冒険者について 魔物が主なターゲットであるマナエルの冒険者とは違い、冒険者ギルド本部所属の冒険者は対人戦闘のエキスパートとして活躍しています。それは、西の大地には強い魔物がおらず、主な脅威は盗賊な…

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第65話うんちく掲載回

第65話 民衆は新しい時代の到来を知る

◆信者たちの総体としての教会について 聖書の教会と言う言葉の原文、エクレシア【Ecclesia】の意味は(神に)召された会衆を意味する言葉で、建物を指す言葉ではありません。教会はいわば神に召された信者たちの総体であり、人…

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第70話うんちく掲載回

第70話 結界師は配下を得る

◆なぜザインが礼拝堂にいたのかについて ザインは王都にある冒険者ギルド本部所属のA級冒険者です。ですから、司教の闇奴隷としての隷属状態から解放された時点で、本来なら王都に戻って、裁判所からの証人喚問を待ちつつ、冒険者活動…

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第71話うんちく掲載回

第71話 モグラ狩りは作戦を提案する

◆なぜ司令部に将軍三人しか居なかったのかについて 通常、司令部には三将軍に対して参謀三人、副官三人が付くのが最低限の構成ですが、今回は公爵が無理を言って領軍に仕事をさせたために、参謀と副官も含め、三将軍以外の全軍でモグラ…

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第72話うんちく掲載回

第72話 魔王軍幹部たちは勝利を確信する

◆魔王による人材登用計画について 魔王軍は十年前の厄災戦にて東の大地から人類を追い出すことに成功しましたが、その後再び、マナエルを奪還されてしまいました。魔王はその原因を守勢に強い中間管理職の欠如ととらえ、知恵のある者を…

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第73話うんちく掲載回

第73話 公爵は亡き妻の姿を娘に見る

◆領地経営権について 領地経営権は、単にその領地の跡継ぎになれば与えられるものではありません。王立高等学院に基本十年通い、全ての単位を修めて初めて得られるものです。キャサリンは8歳で王立高等学院に入学し、三年も飛び級して…

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第74話うんちく掲載回

第74話 結界師は祈った

◆信仰と執り成しについて 聖書の原文の解釈によれば、信仰とは、望んでいる事柄を実質化、実体化することであり、見ていない事柄を確認することです(ヘブライ人への手紙11章1節)。公爵の祈りにおいて、彼は勝利を願わず、また、奇…

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第76話うんちく掲載回

第76話 結界師はまつりあげられる

◆シドの迂闊さについて シドはロキ神父ら聖治癒師たちを率いるという意味を正確に捉えていなかったため、自分の立ち位置がどの程度上位に来るかについて把握していませんでした。しかしこれは完全に迂闊でした。ある意味、魔物との戦い…

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第77話うんちく掲載回

第77話 モグラ狩りたちは戦いを開始する

◆スラッシュの待機時間について ゲイルたち、モグラ狩りの冒険者たちは普段あまりスラッシュを使いません。スラッシュはイビルモールの足止めに使う程度で、普段はもっぱら刺突剣に法力を込めてモグラに刺突攻撃を加える戦法が中心です…

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第81話うんちく掲載回

第81話 魔王軍幹部の飲む勝利の美酒は敗北の酢となった

◆魔王国の司法制度について 魔王国の司法制度は、一般国民と魔王軍幹部で扱いが異なります。一般国民は、裁判で罪状が確定するまでは容疑者として扱われます。しかし、魔王軍幹部の場合は違います。幹部は「罪状の確定のために拘束され…

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第82話うんちく掲載回

第82話 モグラ狩りたちはスタンピードを察知する

◆トータスダンジョンがなぜスタンピードを起こしやすいかについて トータスダンジョンはS級ダンジョンですが、非常に不人気なダンジョンです。それは、ダンジョンの魔物の構成によります。トータスダンジョンは上層が、素材としての旨…

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第86話うんちく掲載回

第86話 マナエルは急場を凌ぐ

◆エルノートはどのようにしてワイバーンを撃ち落としたのかについて エルノートは、聖域が北の城壁まで届いていないこと、またこの状態で聖域を強化してワイバーンを落とすことはできないと説明しました。しかし実際には、祝詞を唱える…

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第90話うんちく掲載回

第90話 結界師は実権を得た

◆なぜエビルス隊長の通信法術具に通信が届いたのか ゴブリン集落の地下には大規模な魔素溜まりがあり、通信法術具の通信距離は罠の発動前から既に短くなっていました。罠発動前にヴァンとジュノーは通信していますが、比較的通信距離が…

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第97話うんちく掲載回

第97話 ギルド支部長は自覚した

◆ヴァン支部長の自覚について ヴァン支部長は間違いなく冒険者ギルド最強の剣士です。本人もその自覚の元、行動しているのが今話でも見られます。彼は地下空間の確認を自分一人で行うと言い、ジュノーに同行を求めませんでした。それは…

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第100話うんちく掲載回

第100話 モグラ狩りたちは最強の援軍を得る

◆なぜ法術師たちがダイアウルフの接近に気づかなかったのかについて 法術師は索敵能力に長けた職業で、周辺警戒は彼らの専門分野でもあります。しかし、今話において法術師たちはダイアウルフの接近に気づきませんでした。理由の一点目…

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第110話うんちく掲載回

第110話 聖法術師は限界を突破する

◆魔物テイマーのように見えるシドの能力について 今話でシドが見せた陸亀の操縦技術は一見して、魔物テイマーのように見えますが、これはテイムするというような生易しいものではありませんでした。それは、陸亀の脳に威圧を込めて法力…

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